多摩川河川敷施設の利用停止日を見直し!スポーツ利用拡大と予約システムの運用改善を要望しました

多摩川の丸子橋広場では、キャンプや焚き火体験など、市民が楽しめる新たな利活用事業が積極的に行われています。一方で、イベントの実施に伴い「ふれあいネット」上で利用停止となる「保守日」が多く設定されており、市民の方々から「利用されていない時間帯があるなら開放してほしい」との声をいただいています。
本記事では、丸子橋広場における施設利用の公平性と有効活用を目指し、市へ行った質疑と今後の対応についてご報告します。
ふれあいネットの「保守日」とは?
「川崎市公共施設利用予約システム(ふれあいネット)」において、施設点検やイベント準備等のために予約ができないように設定された期間を指します。丸子橋広場では、イベントの実施に合わせ、安全管理や準備・撤収の期間として保守日が設定されています。
川崎市公共施設利用予約システム:ふれあいネット課題・問題点の整理
丸子橋広場でのイベントとスポーツ利用の調整状況について、以下の通り課題を指摘しました。
- 利用停止時間の発生:イベントの実施に伴い設定された保守日の中に、実際には使用されていない時間帯がある。
- システム上の制約:現行のシステムでは、イベントの時間枠と予約可能な時間枠が一致せず、無駄が生じている。
- 機会損失の解消:昨年度は約1,160時間以上が利用停止となっていた状況を改善し、スポーツ施設が不足する中での有効活用を求める必要がある。
保守日の現状と見直しについて

市民から「保守日でも使われていない時間がある」との声があるが、現状の課題をどう認識しているか。また、準備・片付けのために保守となっている時間帯を、今後一般の方が利用できるよう工夫を進める考えはあるか。
答弁を確認する
イベント時間とシステムの時間枠が一致しないことや、複数日にわたるイベント増加が課題と認識しています。今後は、キャンプ等のイベントにおいて片付け時間の短縮や運営体制の調整を行うなど、施設利用が可能な時間帯を増やすべく有効活用に努めてまいります。
最後に

今回の質疑を通じ、市側も保守日の見直しによる施設利用拡大の重要性を認識しました。準備や片付け時間の調整のみで年間約400時間の利用機会が創出される見込みであり、限られた公共空間を市民の皆様が最大限に活用できる環境づくりが一歩前進したと受け止めています。
一方で、イベントとシステムの時間枠が一致しないという構造的な課題については、来年度の予約システムリニューアルが大きな転換点となります。市民文化局とも連携し、利用可能な時間帯に応じて柔軟に予約枠を設定できる運用ルールを早期に確立することを強く要望いたしました。今後も、皆様の声をもとに、誰もが利用しやすい施設運営を目指して取り組んでまいります。
要点まとめ
- 保守日の最適化: イベントの準備・片付け時間の短縮や場所の調整を行い、これまで保守日となっていた時間帯をスポーツ利用へ開放する。
- 利用可能時間の拡大: 保守日の見直しにより、昨年度と比較して約100コマ(約400時間)の利用可能時間増を見込む。
- 運用改善の要望: イベント実施時間とシステム上の予約枠が一致しない課題に対し、将来的なシステムリニューアルを見据えた柔軟な運用を検討するよう強く求めた。
関連資料一覧
多摩川丸子橋周辺河川敷について
多摩川丸子橋河川敷では、バーベキュー利用者によるゴミの投棄や騒音といった地域課題が発生していましたが、それらを解決するために実施された社会実験の結果を踏まえ、現在は民間事業者と連携した新しい取組が行われています。
河川敷施設におけるAEDの設置
日常的に多くの市民が利用する河川敷におけるAED整備の現状と課題について解説しています。現在、市が進めるトイレの大規模改修を待つのではなく、既存の駐車場管理拠点を活用するなど、市民の命を守るための「今すぐできる安全対策」について提案いたしました。











