【学校防災】避難所開設時でも通常授業は可能?安全確保に向けた動線管理とリスク認識を質しました

先日の台風第6号の際には、市内において避難所が開設される中、175校中172校が登校の有無を各家庭の判断としながら、通常授業が実施されました。
平常時とは異なる環境下で、子どもたちの安全をいかに守るのか。不特定多数の方が出入りすることに伴う防犯・安全管理上のリスクと、動線管理や運営のルールについて市の認識と対応を質しました。
課題・問題点の整理

- 避難所開設時の学校運営の現状:避難所が開設された状態で通常授業を行うことは事例が少なく、組織として安全管理のリスクを議論する機会が不足している懸念。
- 変化するセキュリティ環境:平常時とは異なり、不特定多数の避難者が出入りすることで、防犯・安全管理上のリスクが高まるという認識の重要性。
- 動線管理と安全性確保:避難者と児童生徒の混在を防ぎ、不審者の侵入などを防ぐための具体的な運用上の課題。
避難所開設時における防犯・安全管理

避難所を開設した状態で通常授業を行う場合、平常時と比較して防犯・安全管理上のリスクが高まると考えますが、市の認識と対応を伺います。
答弁を確認する
避難所として学校敷地内に不特定多数の方が出入りすることから、授業等を実施していない場合と比較して、動線管理や来訪者の状況確認等、防犯・安全管理上の配慮が必要であると認識しております。対応としては「学校防災対策指針」に基づき、避難者と児童生徒等が混在しないよう誘導を行うほか、立入禁止場所の明示やルールの掲示等を行うことで安全性を確保しております。今後も避難所運営会議と学校が連携し、災害対応と教育活動の両立を図ってまいります。
要点まとめ
- 安全管理の重要性の再認識: 避難所開設時は平常時とセキュリティ環境が変化するため、防犯・安全管理上の配慮が不可欠であるという認識を市と共有。
- 指針に基づく確実な運用: 「学校防災対策指針」に従い、動線の分離や避難所ルールの掲示を徹底し、避難者と児童生徒が混在しない環境を維持する。
- 地域との連携強化: 避難所運営会議と学校側が緊密に連携し、避難者の理解を得ながら、安全な教育環境の確保に努める。
最後に

災害時であっても教育活動を止めないことは重要ですが、子どもたちの安全確保は最も優先されるべき事項です。
避難所が開設されると、学校のセキュリティ環境は一変します。今回の質疑を通じ、市もそのリスクを重く受け止めていることを確認できました。今後も、避難所運営に関わる地域住民や避難者との連携を深めるとともに、児童生徒の安全を最優先とした運用体制の構築を求めてまいります。
関連資料一覧
令和8年台風第6号への本市の対応について
令和8年台風第6号の接近に伴う記録的な大雨や線状降水帯の発生を受け、市が発令した避難指示や警戒レベルの推移、各区の降水量データが詳細に記されています。
かわさき防災アプリ
防災無線放送内容や、緊急情報の各種災害情報をリアルタイムに受信でき、発令中の避難情報や避難所情報(開設・混雑)を地図で確認できます。また、地図上で、ハザードマップを確認できるほか、災害に備えるさまざまな情報を調べることができます。
川崎市防災ポータルサイト
台風や大雨といった災害発生時に、気象警報や避難指示の発令状況、避難所の開設・混雑状況などの緊急情報を市民へいち早く届けるための総合窓口サイトです。有事の際でも迅速に最新の対応状況を確認できるよう情報が集約されています。



