部活動遠征時の連絡体制について【令和7年第2回定例会一般質問のご報告】

  • 投稿の最終変更日:2025/06/24

【高戸質問】
部活動遠征時の連絡体制について伺います。今年4月より、部活動における引率の在り方について見直しが行われたと伺っています。まずは、その見直しの内容について、簡潔に伺います。

【教育次長答弁】
市立中学校における部活動の引率に当たりましては、集合・解散場所を、これまでは、学校又は学校の最寄り駅等としておりましたが、各学校の実情に応じて、会場又は会場の最寄り駅等とすることもできるよう、見直しをしたところでございます。

【高戸質問】
今回の集合場所の変更というものは、教員の負担軽減の観点からは評価できますが、今後は「教員との連絡手段の確保」が、課題となってきますが、こうした場面で教員個人の連絡先を保護者に伝える対応は教員の負担軽減に逆行し、働き方改革の理念にも反する対応であり、避けなければなりません。今回の引率方法変更に伴い、教員との連絡手段の整備と安全管理体制の構築がますます重要になってきます。
学校には公用携帯が整備されています。この公用携帯を部活動引率時に使用しても良いのか、伺います。

【教育次長答弁】
公用携帯についての御質問でございますが、学校用モバイル端末につきましては、保護者等との連絡・相談体制の充実のために配布しており、部活動の引率時にも活用しているところでございます。

【高戸質問】
市立中学校の部活動の数、各学校に配備されている公用携帯の数を調査いたしました。
現在、部活動数を各中学校に整備されている公用携帯電話の台数で割ると、「3部活に1台」が8校、「4部活に1台」が17校、「5部活に1台」が18校、「6部活に1台」が9校という状況です。
こうした中、引率ルールの見直しが行われたことで、引率の先生と連絡をとることを考えると、今の台数では足りないという保護者の不安の声も寄せられており、今後は引率時の公用携帯の需要が一層高まると考えられます。
そこで、今後、各学校の実情や希望を把握した上で、公用携帯の追加整備を検討していくことが必要だと考えますが、見解と今後の対応を伺います。

【教育次長答弁】
公用携帯についての御質問でございますが、部活動の引率の見直しに伴う連絡体制の確保は必要と考えておりますので、今後、公用携帯の使用状況や各学校のニーズ等を踏まえ、対応を検討してまいります。

この夏にも大会が始まります。早急にニーズ把握をいただき、公用携帯が間に合わない時はどのような運用をするのかも含めて検討いただくよう、要望いたしました。

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