部活動遠征時の連絡体制について | 公用携帯の活用と追加整備を要望しました

2025年4月より、市立中学校の部活動における引率規定が見直されました。保護者の皆様からも関心の高いこのルールの変更は、教員の働き方改革の一環ですが、それに伴う「安全管理」や「保護者との連絡手段」の確保は重要な課題です。
本記事では、引率ルールの見直しに伴う学校用モバイル端末(公用携帯)の活用状況と、今後の整備体制について市へ行った質疑をご報告します。
これまでの部活動引率
これまで部活動の遠征時、教員は生徒と一緒に学校や学校最寄り駅で集合・解散を行う必要がありました。今回の見直しにより、各学校の実情に応じて、大会会場や会場最寄り駅での集合・解散も可能となりました。これにより教員の負担軽減が期待されますが、一方で現地集合・解散時の保護者との連携方法が課題となっています。
公用携帯の活用と部活動引率

今回の集合場所の変更というものは、教員の負担軽減の観点からは評価できますが、今後は「教員との連絡手段の確保」が、課題となってきます。学校には公用携帯が整備されていますが、この公用携帯を部活動引率時に使用しても良いのか、伺います。
答弁を確認する
学校用モバイル端末は、保護者等との連絡・相談体制の充実を目的に配布しており、部活動の引率時にも活用しております。
公用携帯の追加整備と体制確保


現状では部活動数に対し公用携帯の台数が不足いる学校が多く、今の台数では足りないという保護者の不安の声も寄せられており、引率ルールの見直しでさらに需要が高まっています。各学校のニーズを早急に把握し、追加整備を含めた連絡体制の強化を検討すべきではないか。
答弁を確認する
引率の見直しに伴う連絡体制の確保は必要と認識しています。今後、公用携帯の使用状況や各学校からのニーズ等を踏まえ、対応を検討してまいります。
要点まとめ
- ルールの浸透: 引率の集合・解散場所を会場または会場最寄り駅等に設定可能とし、教員の移動負荷を軽減する。
- 実態に即した運用: 公用携帯が部活動引率の連絡手段として有効であることを確認し、適正な活用を維持する。
- ニーズの把握と検討: 全校における公用携帯の活用状況と台数不足等のニーズを早急に把握し、追加整備を含めた検討を行う。
まとめと要望

部活動引率のルール変更は、教員の負担軽減という「働き方改革」の第一歩です。しかし、これが生徒の安全管理や保護者への連絡体制を揺るがすことになっては本末転倒です。
夏には多くの大会も控えております。公用携帯の追加整備はもちろん、もし整備が間に合わない期間にどのような代替運用で連絡体制を担保するのかも含め、早急な検討を行うよう市へ強く要望いたしました。今後も、教員が安心して指導に専念でき、保護者も安心して部活動を見守れる環境づくりを推進してまいります。
関連資料一覧
かわさき部活動ガイドライン
川崎市教育委員会が策定したかわさき部活動ガイドラインは、社会状況の変化に合わせ、生徒の健やかな成長と教職員の働き方改革を両立させることを主眼に置いています。教育現場における部活動の在り方を持続可能な形へと最適化しようとする市の取り組みを明確に示しています。



