「放課後等の子どもの居場所づくりの推進について」【予算特別委員会のご報告】

  • 投稿の最終変更日:2024/03/08

3月5日(火)~8日(金)に予算特別委員会が開催されました。
私は初日の3月5日(火)に3問質問をしてまいりました。

今回は、一問目の「放課後等の子どもの居場所づくりの推進」について、こども未来局とのやりとりを掲載させていただきます。

【高戸質問】
4款1項4目青少年事業費について、こども未来局長へ伺います。
令和6年度予算案におきまして、「放課後等の子どもの居場所づくりの推進」として新たに2400万円が計上されています。市内7カ所において、子どもの意見を取り入れた居場所づくりを実施していくとのことですが、経費の内訳、及び7カ所の選定箇所や選定基準について伺います。

【こども未来局長答弁】
放課後等の子どもの居場所づくりについての御質問でございますが、
はじめに、令和6年度予算案には、東柿生小学校、柿生及び王禅寺こども文化センターでは効率的・効果的に継続運営するための手法の検証、教育委員会事務局で計画している、大蔵中学校区における地域人材による多様な体験・経験ができる仕掛けづくりとの連携、子どもを取り巻く地域の環境に合わせ横展開できる仕組みづくりの構築に向けた経費を計上したものでございます。
現時点では市内7か所のうち、5か所について実施場所を選定しているところですが、残り 2か所につきましては、屋内に十分なスペースを有する施設を対象に地域の状況なども勘案しながら検討を進めているところでございます。

【高戸質問】3種類の試行パターンとのこと理解いたしました。令和6年度に3種類、7カ所で実施した後に今後推進していくパターンを決めるということでしょうか。
また、指定管理者は子ども文化センター及びわくわくプラザの役割を担っています。放課後の子どもの居場所づくりの推進事業の役割も担うとなると、その人材はどのように確保するのか伺います。

【こども未来局長答弁】
放課後等の子どもの居場所づくりについての御質問でございますが、
今後の横展開にあたりましては、和6年度に実施する3種類の試行的な取組の結果も踏まえ、必要となる機能の検討を行うとともに、子どもの意見を聴きながら、それぞれの地域の実情に合わせた手法で居場所づくりを進めてまいりたいと存じます。
また、試行的な取組を円滑に進めるため、指定管理者とも十分な協議・調整を行いながら、必要となる人材の確保に努めてまいります。

【高戸質問】
試行的実施となった令和5年度は11月末から12月頭までの一週間の実施、子ども文化センターや、教育委員会とも連携しながら実施されたとのことですが、令和6年度の実施予定期間や頻度、委託先の選定基準について伺います。

【こども未来局長】
令和6年度の試行的な取組についての御質問でございますが、
実施予定期間や頻度につきましては、3種類の試行パターンそれぞれに異なるものと考えており、現在詳細を検討しているところでございます。
委託先につきましては、第1及び第2のパターンでは、対象となるこども文化センターの指定管理者や地域の関係団体等が実施主体となることを想定しておりますので、実施時期や実施内容などの十分な説明に努めてまいります。
また、横展開できる仕組みづくりの構築を行う第3のパターンの委託先につきましては、公募により選定を行ってまいりたいと存じます。

【高戸質問】
こども未来局で令和3年3月に示された「川崎市子ども・若者調査報告書」によると、「子どもの居場所」に関する設問が確認できます。自宅や学校以外の居場所について多くの回答を得ており、その上で「第2期川崎市子ども・若者未来応援プラン」が策定されておりますが、これまでに子どもの居場所についてどのような検討がなされ「わくわくプラザ事業」をはじめとする各種事業がプランに位置付けられたのか伺います。

【こども未来局長】
「第2期川崎市子ども・若者の未来応援プラン」への位置づけについての質問でございますが、子育て家庭や子どものニーズ・価値観の多様化、それぞれの地域における状況の変化から、子どもを孤立から守り、健やかに育てるための居場所づくりがより一層必要となるとの課題認識から、同プランにおいて、こども文化センター運営事業をはじめとした様々な事業に、「放課後等の子どもの居場所づくり」に資する取組を位置づけ推進しているものでございます。

【高戸質問】
子どものニーズは家庭環境や年代によって様変わりします。コロナ禍の前後でも生活様式に変化が生じるなど、将来が予測困難な状況に子どもたちは置かれています。本市の小学生だけでも7万人を超え、地域の状況も様々ですので、きめ細かく子どもの声を聴いていただきたいと思いますが、今後どのように進めていくのか伺います。

【こども未来局長】
放課後等の子どもの居場所づくりについての御質問でございますが、
放課後等の子どもの居場所づくりにあたりましては、子どもの声を聞きながら、子ども自身が「居たい」「行きたい」「やってみたい」と感じる居場所づくりを進めていくことが重要であると考えておりますので、今後におきましても、子どもたちへのアンケートや意見交換会、関係団体へのヒアリングなどの様々な機会を通じて、子どもたちの声を把握しながら、子どもたちのニーズに寄り添った取組を進めてまいりたいと存じます。

【高戸質問】
子どもの権利条例第27条では「市は、子どもに対する居場所の提供等の自主的な活動を行う市民及び関係団体との連携を図りその支援に努めるものとする」と定められております。本条例の趣旨を踏まえ、「放課後等の子どもの居場所づくりの推進」にあたり、どのように市民及び関係団体との連携を図り、その支援に努める計画なのか伺います。

【こども未来局長】
放課後等の子どもの居場所づくりについての御質問でございますが、
地域では、多様な担い手がそれぞれに取り組みを行っており、これらの地域人材に十分理解していただいた上で連携・協働することが重要になると考えておりますので、放課後等の子どもの居場所づくりにあたりましても、地域の中で行われる取組それぞれの目的や、担い手となる多様な主体の取組状況も踏まえ、地域全体で子どもを支える仕組みづくりを進めてまいりたいと存じます。

【高戸質問】
意見要望を述べます。
こども・若者調査の結果を分析し、どのように居場所の検討がなされ、プランに反映しているかについては明確な答弁はいただけませんでした。また、条例にあります市民及び関係団体との連携も、見えづらい状況ということを指摘させていただきます。
今後、居場所づくりの検討を進める上で、多くの子どもの声や条例に照らし取り組んでいただくよう強く要望いたします。


令和6年度に新たな予算として計上された放課後等の子どもの居場所づくりの推進事業費ですが、中身や方向性についてはまだ検討段階。
こどもの居場所というのは以前より川崎市の中でも議論されてきたところですが、「なんとなく、決まったからやる」のではなく、子どもの居場所がなぜ必要なのか、なぜ放課後の居場所が必要なのかということを子ども達の声や条例と照らしながら進めていくよう要望いたしました。
今後も進捗を追っていきます。

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