阪神淡路大震災から30年

  • 投稿の最終変更日:2025/01/20

1月17日は、阪神淡路大震災から30年の節目でした。
当時、大阪に住んでいた6歳の私は、突然の強い揺れに驚いて目を開けると、父が覆いかぶさり守ってくれていました。
母は生まれたばかりの弟を抱きしめ、そんな中でも弟がすやすやと眠っていたのを見て驚いたことを今でも鮮明に覚えています。
テレビに映る光景は信じられないもので、子どもながらに恐怖を感じました。
震災後はガスが止まり、母が弟のミルクを作るためにご近所さんに助けていただきながらなんとか日々を過ごしていたことが思い出されます。

7歳の息子よりも小さい頃の記憶ですが、不思議なことにあの時のことはとても鮮明です。この経験を通して学んだのは、自助、共助、公助の大切さでした。

まず、「自助」
自分や家族を守るための備えが何よりも重要です。防災リュックの準備、避難場所や連絡手段の確認はもちろん、日頃からの意識がいざという時に役立ちます。

次に、「共助」
震災の時、ご近所さんの助けにどれほど救われたかは言葉では言い尽くせません。普段から地域の方々と顔を合わせ、つながりを持つことが、非常時の助け合いにつながります。

そして「公助」
行政や公共の支援も私たちの命を守る大切な仕組みです。住民一人ひとりが支援制度や防災対策を知り、活用することも大切だと感じます。

災害はいつ起こるか分かりませんが、備えることでその影響を減らすことはできます。この震災から30年という節目に、今一度自分や家族の備えを見直し、地域とのつながりを深めるきっかけにしましょう。

未来の防災力を高めるため、私も地域の皆さまと共に取り組んでいきたいと思います。



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